人生の溜息

誰にだって溜息をつきたくなる時はあるもんだ。俺は毎日だ。

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ごりっ

 舌を噛む、という表現があります。
 しゃべっている最中に発音するべき音が詰まって口がうまく動かなくなることです。
 噛むと言っても実際に歯で挟むわけではないので痛くありませんが、ちょっと恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんね。

 しかーし、私の場合、実際に噛みました。食事中に。
 相当強く噛んだようで、自分の耳に『ごりっ』という音が響きました。
 『ごりっ』ですよ。『ごりっ』ってあんた。体の一部を噛む音じゃない。しかも口内というめっちゃデリケートな場所を。
 幸い、血はそれほど出なかったので深く傷付いたわけではありませんが、痛いことには変わりません。
 ってかちょーいてー。涙が滲みました。咀嚼中だったのであごに力が入ってたんですね。
 それ以来、何をしても痛くて仕方ない。食べても痛い、しゃべっても痛い、たまに何もしてなくても急に痛み出してうんざりします。歌うこともできなくてストレス溜まる……

 小さい頃から私は食事中によく口の中を噛みました。たいていは頬の内側で、たまに唇の近くだったり。それで口内炎ができて、ジュースを飲んだりするとひどく沁みて泣きましたね。
 しかし、舌を噛むことはほとんどなかった。少なくとも記憶している限りは、ここまで辛いと思った経験はありません。
 早く治らないかなあ。
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